サウナグッズ

サウナの持ち物リスト|必須・あると便利なもの・施設で確かめること

サウナの持ち物リスト|必須・あると便利なもの・施設で確かめること
しょうたろう【Tottonou 編集長】
2026年11月04日
脱衣所でロッカーを開けてから、タオルを忘れたことに気づく。サウナ室の扉の前で、手首の腕時計に目が留まる。木の扉の向こうからは、ストーブの石が鳴る音が聞こえています。持ち物のつまずきは小さなものですが、せっかくの時間の出だしを少し曇らせます。

先に結論を書くと、まず用意したいのはタオル、飲み物、着替え、濡れたものを入れる袋です。そのほかは、施設に用意があるかを確かめてから決めれば足ります。メガネや金属類、電子機器は、施設の注意事項に「持ち込まない・外す」ものとして挙がることがあります。

この記事では、持ち物を4つに分けて整理します。「まず用意したいもの」「あると便利なもの」「施設で確かめること」「注意事項に挙がる例」で、分け方は編集部によるものです。

サウナの持ち物リスト|まず用意したい4つ

施設の種類を問わず、まず用意したいのは次の4つです。どれも施設で借りたり買えたりすることがあり、その場合は持っていかなくても困りません。
サウナの持ち物を4つに分けた図。まず用意したいもの、あると便利なもの、施設で確かめること、注意事項に「外す・持ち込まない」と挙がる例
サウナの持ち物を4つに分けた図。まず用意したいもの、あると便利なもの、施設で確かめること、注意事項に「外す・持ち込まない」と挙がる例

まず用意したい持ち物(編集部の分け方)

  • タオル2枚(体を拭く用と、サウナ室で敷く・頭に巻く用)
  • 飲み物(水やお茶など。持ち込めるかは施設で確かめる)
  • 着替え(下着も)
  • 濡れたタオルなどを入れる袋

タオルは何枚? 拭く場面は入る前にもある

サウナ室に入る前にも、上がったあとにも、体を拭く場面があります。消費者庁は2024年6月に、サウナでの事故への注意喚起を出しました。そこに載る、東京都市大学の早坂信哉教授(医師・温泉療法専門医)の注意事項に、拭く場面が出てきます。

床が濡れて転ぶのを防ぐため、体の水滴を拭き取ってからサウナ室に入ります。入浴を終えたら、体を冷やさないよう、すばやく水滴を拭き取ります。
ここからは編集部の提案です。拭く用とサウナ室で使う用に分けておくと、乾いたタオルを最後まで残せます。

飲み物は「前・中・後」の分を考えて

同じ注意事項では、入浴前にコップ1〜2杯、入浴中もこまめに、入浴後もコップ1〜2杯の水分をとるよう勧めています。水分をとらないまま汗をかくと、脱水や熱中症のおそれがあるからです。

館内で飲み物を買える施設もあります。ただ、持ち込んでよいか、浴室のどこまで持って入れるかは施設によって違います。飲むタイミングやお酒の注意は『サウナの水分補給|いつ何をどれだけ飲む?前後の食事とお酒の注意』にまとめています。

着替えと、濡れたものを入れる袋

ここからは編集部の提案です。着替えは下着まで用意しておくと、汗が引いたあとも気持ちよく帰れます。濡れたタオルや水着を分けて入れる袋が一つあると、かばんの中が湿らずに済みます。

あると便利な持ち物|人と施設によって変わるもの

次のものは、なくてもサウナには入れます。施設に用意されていることもあるので、行き先に合わせて足したり減らしたりしてください。

あると便利な持ち物(編集部の提案)

  • シャンプー・ボディソープ(備え付けがない施設もある)
  • ヘアゴムやヘアクリップ(髪の長い人)
  • 使い慣れたスキンケア用品や化粧品
  • くし・ヘアブラシ
  • 小銭(ロッカーや自動販売機で硬貨が要る施設もある)
  • サウナハット(頭の熱さが気になる人。使ってよいかは施設で確かめる)
屋外のサウナやテントサウナでは、水着で入るなど、館内の施設とは違う決まりのことがあります。行く前に案内を読み、指定された服装や履き物を用意します。

サウナハットは必須の道具ではなく、タオルを頭に巻いて代わりにする人もいます。効果の根拠や素材の違いは『サウナハットは必要?|効果の根拠と素材、タオルで代用する考え方』で整理しています。

サウナは手ぶらで行ける?施設に用意があるかの確かめ方

タオルや館内着、シャンプー類がそろっていて、手ぶらで行ける施設もあります。一方で、石けんやタオルを自分で持っていく前提の施設もあります。何が用意されているかは、施設ごとに違います。
厚生労働省は、公衆浴場の衛生管理の指針(衛生等管理要領)を自治体向けに示しています。2026年1月時点の本文には、入浴料金や営業時間、入浴者の心得などを掲示する項目があります。掲示する場所は、脱衣室などの見やすい場所です。タオルを貸す場合は、新しいものか消毒したものにすることも求めています。

ただし、この指針は自治体への助言です。実際の基準は、都道府県などの条例で決まります。

施設で確かめること

  • タオル・バスタオルの貸し出し(料金に含まれるか、別料金か)
  • 館内着の有無
  • シャンプー・ボディソープ・ドライヤーの備え付け
  • サウナ室で敷くマットの用意
  • ロッカーの使い方(硬貨が要るか)
  • 飲み物の持ち込みと、館内での販売
  • サウナハットや私物のタオルをサウナ室で使ってよいか

用意されているものの確かめ方(編集部の提案)

  1. 1

    出かける前に公式サイトを見る

    料金、設備、アメニティ、利用の決まりのページを読み、貸し出しが別料金かどうかも見ておきます。

  2. 2

    着いたら館内の掲示を見る

    受付や脱衣所、サウナ室の入口に、持ち込みや利用の決まりが書かれていないか確かめます。

  3. 3

    わからなければ受付で尋ねる

    「タオルは借りられますか」「飲み物は持ち込めますか」と一言聞けば、その場でわかります。

「手ぶらでOK」と書かれていても、何が含まれるかは施設によって違います。初めてのサウナなら、持ち物のほかに入り方の流れも先に見ておくと迷いません。『サウナの入り方 初心者ガイド|基本の流れ・時間の目安・つまずき対策』にまとめています。

サウナ室に持ち込まないもの|注意事項に挙がる例

先に触れた注意喚起によると、サウナの営業施設には、入浴上の注意事項が見やすい場所に掲示されていることが多いそうです。そのルールを守り、安全に使うよう呼びかけています。

資料が掲示の注意事項の例として挙げている中から、持ち物に関わるものを抜き出しました。

注意事項の例に挙がっているもの(抜粋)

  • コンタクト・メガネ・金属類を外す
  • 可燃物や電子機器類を持ち込まない
同じ資料は、火災予防の観点から、サウナ室での喫煙や、新聞・雑誌などの持ち込みは原則として禁止されているとしています。

このほかの持ち込みの決まりは、施設の掲示や公式サイトで確かめます。

金属類はやけどのもとになる

資料は、身につけている金属製の装飾品やロッカーのカギが、サウナ室で熱くなる可能性があるとしています。早坂教授の注意事項でも、金属部分が肌に触れたまま入るとやけどのおそれがあるとしています。そのため、浴室に入る前に貴金属などを外すよう勧めています。ロッカーのカギのバンドは、金属部分が肌に触れないようにします。
資料が挙げているのは装飾品とカギです。ここからは編集部の提案です。ヘアクリップやヘアピン、帽子の飾りなど、金属のパーツが付いたものも同じように熱くなりうると考えておくのが無難です。腕時計も、金属の部分があれば外しておきます。

メガネや電子機器は、注意事項の例にどう挙がっているか

注意事項の例には、コンタクト・メガネを外すこと、電子機器類を持ち込まないことが入っています。同じ例には、段差に注意し、ベンチから飛び降りないことも挙がっています。スマートフォンを浴室や休憩スペースに持ち込めるかは、施設の決まりに従います。

ここからは編集部の提案です。メガネを外すと足元が見えにくい人は、サウナ室の段差や濡れた床に気をつけて、ゆっくり動きます。時間は、サウナ室に時計がある施設なら、それを目安にします。

持ち物と一緒に確かめたい、安全のこと

注意喚起によると、2024年4月末時点で、事故情報データバンクにはサウナ浴の事故情報が78件登録されています。因果関係が確認されていない事例も含む数です。けがの内容では、やけどが31件ともっとも多くなっています。

資料に載る事例には、貸切りサウナで立ち上がったときに、壁にむき出しの裸電球が背中に当たってやけどをしたものがあります。海外のホテルのサウナでロウリュをして、大量に出た高温の蒸気で手の甲にやけどを負った例もあります。照明や出入口の扉の窓ガラスは、高温になっているものもあるとしています。

厚生労働省の衛生管理の指針にも、泥酔した人などを入浴させないという項目があります。ほかの入浴者の入浴に支障を与えるおそれのある人、という条件つきです。持ち物を整えるのと同じくらい、その日の体調も出かける前に見ておきたいところです。

注意

(以下は消費者庁の資料に載る、早坂信哉教授の注意事項から)
飲酒後(二日酔いのときも)、食事や運動の直後、体調がすぐれないときは、サウナの利用を避けます。心臓の病気や高血圧で治療中の人、脳卒中のあとの人、妊娠中の人は、主治医に確かめてから利用します。

入浴前と入浴後にはコップ1〜2杯、入浴中もこまめに水分をとります。浴室に入る前に貴金属などは外し、ロッカーのカギは金属部分が肌に触れないようにします。

(以下は資料にはない、編集部の補足)
飲み物を忘れたときは、入る前に館内で用意できるかを確かめてから入ります。

よくある質問

Q. サウナは手ぶらで行けますか?

A. タオルや館内着、シャンプー類を借りられる施設なら、手ぶらでも行けます。ただ、何が用意されているか、別料金かどうかは施設ごとに違います。公式サイトの料金や設備のページで確かめ、わからなければ受付で尋ねます。

Q. サウナに持っていくタオルは何枚がいいですか?

A. 体を拭く用と、サウナ室で敷く・頭に巻く用の2枚あると使い分けやすくなります(編集部の提案)。タオルを借りられる施設なら、持っていかなくても困りません。

Q. 飲み物は持ち込めますか?

A. 施設によって違います。館内で買える施設もあれば、持ち込みの場所を決めている施設もあります。館内の掲示や公式サイトで確かめ、わからなければ受付で尋ねます。

Q. スマートフォンはサウナ室に持ち込めますか?

A. 掲示の注意事項の例には、電子機器類を持ち込まないことが入っています。浴室や休憩スペースに持ち込めるかは施設の決まりに従い、掲示や公式サイトで確かめます。

Q. メガネやコンタクトをしたままサウナに入ってもいいですか?

A. 注意事項の例には、コンタクト・メガネを外すことが挙がっています。資料に理由の記載はありません。施設の掲示に従い、外して見えにくいときは段差や濡れた床に気をつけて、ゆっくり動きます。

Q. アクセサリーや腕時計は外したほうがいいですか?

A. 身につけた金属製の装飾品やロッカーのカギは、サウナ室で熱くなる可能性があるとされています。浴室に入る前に貴金属などは外し、カギのバンドは金属部分が肌に触れないようにします。(ここからは編集部の提案)金属の部分がある腕時計も、外しておくのが無難です。

まとめ

荷物は、拭くもの、飲むもの、帰りに着るもの、濡れたものをしまう袋があれば足ります。足りないものは、公式サイトや館内の掲示で施設の用意を確かめてから補います。サウナ室の手前では、掲示の注意事項に目を通し、外すものを外してから扉を開けます。

乾いたタオルを1枚、ロッカーに残しておく。それだけで、外気浴のあとの静けさを、ゆっくり味わえます。
し

しょうたろう【Tottonou 編集長】

記事を執筆しています