ただ、冬は外の空気が冷たいぶん、気持ちいいと感じる時間が短くなりがちです。水風呂のあとに外へ出たら、心地よさを感じる前に体が震えてしまった、という人も多いはずです。
この記事では、冬の外気浴が寒いときの対処と、寒い季節に気をつけたい安全の基本をまとめます。大事なのは、冷やしすぎないこと、温度差をゆるやかにすること、そして無理をしないことの3つです。
冬のサウナは何が違う?外気浴が寒く感じる理由
水風呂と外の空気で、二重に冷える
気持ちいい寒さと、つらい寒さがある
冬の外気浴が寒いときの対処

水風呂は短めにする
外に出る前に、ぬるめのシャワーで肌を整える
冷え切る前に、屋内の休憩に切り替える
タオルやポンチョで体を包む
冬のサウナで気をつけたい安全の基本
注意
持病がある人、薬を飲んでいる人、妊娠中の人、高齢の人は、利用する前に医師に相談しましょう。
めまい、息苦しさ、気分の悪さを感じたら、すぐにサウナ室や水風呂から出て休み、周りの人や施設のスタッフに声をかけてください。
冬は入浴中の事故が増える季節
これらの注意喚起は、主に自宅でのお風呂を対象にしたものです。ただ、サウナも熱いサウナ室、冷たい水風呂、冬の外気と、温度の差が大きい場所を行き来します。同じ考え方で、冬は温度差をゆるやかにする入り方を選んでおくと安心です。
温度差をゆるやかにする
温度差をゆるやかにするために
- 脱衣所が寒い施設では、服を脱いだらすぐに浴室へ移り、かけ湯で体を慣らす
- サウナ室から出てすぐに冷たい水風呂へ飛び込まず、かけ水やシャワーで汗を流してから入る
- 水風呂から急に立ち上がらず、ゆっくり出る
- 外気浴は、寒さを感じたら長居せずに屋内へ移る
- 帰る前は、湯船やシャワーで体を温め直してから服を着る
水分をこまめにとる
入る前に、非常用の呼び出しボタンの場所を確かめる
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サウナの知識
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冬のサウナの入り方:1セットの流れ
冬のサウナの1セット(目安)
- 1
かけ湯で体を洗い、温める
体と髪を洗ってから、かけ湯や湯船で体を温めておきます。冷えた体のままサウナ室に入るより、楽に感じる人が多いです。
- 2
サウナ室で温まる(6〜12分ほどがよく言われる目安)
時計にこだわらず、体の芯が温まって「そろそろ出たい」と感じたら出ます。苦しくなるまで我慢しないでください。
- 3
汗を流してから、水風呂は短めに
かけ水やシャワーで汗を流してから、水風呂にゆっくり入ります。冬は夏より短めに切り上げる人が多いようです。
- 4
体を拭いてから、外気浴や休憩をとる
タオルで水気を拭き、外気浴をします。寒さを感じたら屋内の休憩に切り替え、合わせて5〜10分ほど休みます。
- 5
2〜3セット繰り返し、最後は体を温め直す
物足りないくらいで終えるのがちょうどいい量です。帰る前に湯船やシャワーで体を温めてから服を着ましょう。
冬の外気浴ならではの心地よさ
晴れた日の昼なら、冬の低い日差しを浴びながら目を閉じてみてください。まぶたの裏がほんのり明るく、肌の外側は冷たいのに、体の内側にはまだサウナの熱が残っている。そのあいだにいる数分間は、冬にしか味わえない時間です。
夜なら、湯気の向こうに冬の星や月が見えることもあります。風の音、遠くの話し声、自分の呼吸。音が少ない季節だからこそ、静けさがいつもより深く感じられます。
よくある質問
Q. 冬のサウナで外気浴が寒いときはどうすればいいですか?
A. 水風呂を短めにする、外に出る前に体の水気を拭く、ぬるめのシャワーを浴びてから出る、タオルを肩にかける、といった方法があります。寒さを感じたら我慢せず、屋内の休憩に切り替えましょう。
Q. 冬のサウナはヒートショックの危険がありますか?
A. 冬は入浴中の事故が増える季節とされ、急な温度の変化は体への負担になるといわれています。サウナでも、かけ湯で体を慣らす、汗を流してからゆっくり水風呂に入る、冷え切る前に屋内へ移るなど、温度差をゆるやかにする入り方を心がけてください。持病がある人や高齢の人は、事前に医師に相談しましょう。
Q. 冬は水風呂に入らなくてもいいですか?
A. 入らなくてもかまいません。水風呂が冷たすぎると感じる日は、足だけ浸ける、冷たいシャワーで汗を流すだけにする、といった方法でも、サウナのあとの心地よさは感じられます。自分が楽だと思える方法を選んでください。
Q. 冬のサウナは夏より整いやすいですか?
A. 冬の澄んだ空気や外気浴の心地よさが好きだという人は多いですが、感じ方には個人差があります。冷えすぎると心地よさは遠のくので、冬は水風呂と外気浴を短めにして、自分にとってちょうどいい冷え方を探してみてください。
Q. 高齢の家族や持病のある人が冬にサウナを使っても大丈夫ですか?
A. 一概には言えません。持病がある人、薬を飲んでいる人、高齢の人は、利用する前に医師に相談してください。利用するときは、ひとりで行かない、短い時間から始める、体調が悪い日は入らない、といった点に気をつけましょう。
まとめ
水風呂は短めに、外気浴は心地よいうちに切り上げて、体が冷え切る前に屋内へ。冷たい空気と、体に残る熱のあいだにいる短い時間を、ゆっくり味わってみてください。
参考文献
- 年末年始に増加する高齢者の事故に注意しましょう!(消費者庁)
- ヒートショック対策(神戸市)


